鹿児島トミプラ

鹿児島市吉野地区 公園愛護活動に向けた試験的取組について

皆様こんにちは。

鹿児島トミプラでは、新たな活動の一環として、鹿児島市北部地域にある「吉野地区」を中心に、来年4月から再来年3月までの1年間、団体としての公園愛護活動への参加を検討しています。

対象公園は現在未定ですが、吉野小校区、吉野東小校区、川上小校区の各校区内のいずれかの公園において、3~4公園を対象に申請を行う予定です。

活動内容としては、公園内の草刈りを主とする「除草作業」や、植木や低木の「間伐作業」、その他の「清掃作業」が主となり、各公園において毎月3回、1時間~2時間程度の作業を行います。

これらの活動に向けて、3ヶ月に1回実施する「除草作業」と「間伐作業」に、ボランティアで一緒に参加したい方を、大募集致します。

鹿児島トミプラのinstagram上で、随時募集を行いますので、地元にお住まいの方や地域のボランティアに興味のある方のご参加をお待ちしております。

なお、この公園愛護作業への参加は、完全に任意、事前申込不要にする予定ですので、「気が向いたら行こうかな?」ぐらいの気持ちで来ていただき、「こんなものでいいか」ぐらいの気持ちで止めて頂いて構いません。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

-おわりに-

仕事柄、鹿児島県の様々な地域に住んでいる、高齢者・障がい者・子どもを育てているお母さんのアンケートをよく見ます。本業で関わる中で、恐らく今までに県内2000件以上の自由意見を拝見してきました。その中で、保育園から小学生ぐらいまでのお子さんがいる親御さんの意見で「公園が少ない」「公園が汚くて利用できない」「公園の整備がされていないので利用できない」「遊ぶところがない」という意見が非常に多かったのが印象に残っています。

本来であれば、地域の行政が行政予算を利用して、公園整備を行うのが当然です。もちろん、行政も公園整備は地域の自治体や業者に依頼して、整備を行っています。

しかし、少子高齢化が進み、公園整備に利用できる行政の予算も減り、公園を自主的に整備していた地域の自治会の活動も、自治会員の高齢化により実施回数が減る、参加人数が減るなど、公園の維持管理が難しくなってきています。

空いている短い時間を、有効に活用して、子どもの成長を促す公園を美しく保ち、自分の住む地域を活性化していこうという思いから、この取組を試験的に実施することにしました。

私の事務所兼自宅は、吉野の花棚地区にあるのですが、花棚地区では区画整理が進み、「花棚ふれあい公園」という広域公園もでき、その周りにもこの数年間で複数の公園が新設されました。

しかし、いくつかの公園は現在、非常に荒れ果てた状態になっており、公園管理者が本当に公園を整備しているのか疑問に感じています。

近年では、「子ども食堂」などの「食事」にフォーカスした、福祉活動が盛んに行われていますが、「公園整備」については「夏は暑い」「雑草が汚い」「肉体労働は疲れる」などの理由から敬遠されがちです。

公園は家と同じで、利用されなければ草が生い茂り次第に荒れてきます。公園が荒れてくると、「暗い」「汚い」などの理由から、ますます誰も利用しなくなります。利用しなくなった公園は最終的に無くなっていきます。

本当にそれで良いのでしょうか。公園を利用するのは子どもだけでは無く、全世代の憩いの場でもあります。

とりあえずやってみる。やってみて、それでもダメなら、どうすればいいか考えて改善する。必要な時は助けを求める。それでいいんじゃないかなと思います。

ちょっと遊びに来て、刈り終わった草を拾ってゴミ袋に入れてくれるだけでも、本当に助かります。

「汚いところが綺麗になっているのを見る」のは、達成感と満足感が得られるものなんですよ?

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